日本写真芸術学会では、写真表現において、最も基本的かつ写真作品の根源ともいうべき“ プリン
ト” を大切にしていきたいと考えています。現在、写真は身近なコミュニケーションのツールであり、
アートの重要な表現手段の一つとなっていますが、デジタル技術の急速な発達に伴い、発表の場や方
法も多様化し、写真表現そのものも変化してきました。このような時代の流れの中で、写真表現とプ
リントの今後について会員の皆様と共に考えるため、平成28 年度に「写真プリントセミナー」を開催
して好評を博しました。それを受けて平成29 年度かから、研究会を開催しており、今回で第5回目の
開催となります。今回の研究会では、『STILL CRAZY nuclear power plants as seen in Japanese
landscape』『TIMESCAPES −無限旋律−』等の作品で良く知られ、日本を代表する写真家の一人で
もある広川泰士氏を含めて4人の講師をお招きして研究会を開催致します。会場ではプリントの実物を
見せて頂きながらご講演頂けることから、是非多くの方々にご参加頂きたくご案内申し上げます。
日 時:令和6年2 月3 日(土) 14:00 〜15:30(13:30 受付開始)
会 場:東京工芸大学中野キャンパス1号館2階1204 教室
〒164-8678 東京都中野区本町2-9-5
講 演:「デジタルモノクロ銀塩バライタプリント(通称ラムダバライタ)について」
講演者:広川 泰士(写真家)
武田 浩(DKSH マーケットエクスパンションサービスジャパン株式会社)
澁井 誠(株式会社写真弘社)
澤崎 暁生(株式会社写真弘社)
要 旨:デジタル時代におけるモノクロ写真の表現方法の一つとして、銀塩バライタ印画紙で出力するレーザープリントを紹介致します。今回はレーザープリンターのロジックについて、実際に作品制作
に携わった写真家広川泰士氏のプリントを提示しながら4人の講演者が登壇して解説します。
参加費:無 料
お申し込みはこちらよりお願いいたします。
締 切:令和6年1 月26 日(金)
Access等の詳細は下記ご案内をご覧ください。