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写真プリントセミナー報告 日本写真芸術学会創立25周年記念イベントとして、平成28年11月25日に、東京工芸大学中野キャンパス芸術情報館1階メインホールにて、「写真プリントセミナー〜新しいプリント時代の到来のために〜」を開催致しました。 (写真プリントセミナー実行委員長 吉田成) 開催報告 午前9時50分に内藤明会長の開会の挨拶からスタートし、セミナー開催の目的をセミナー実行委員の高橋則英副会長(実行委員長代理)から説明されました。 講演1 「銀塩を超えたデジタルプリント」
(文:セミナー実行委員 田中仁 写真:中里楓) |
関西支部第一回写真研究会報告 本年度より正式発足した日本写真芸術学会関西支部による第一回写真研究会を9月10日(土曜)午後6時よりビジュアルアーツ専門学校大阪校にて開催いたしました。 研究会には会員、一般合わせて20名ほどの方にご参加いただきました。また東京より高橋則英副会長を始め、田中仁理事、西垣仁美理事にもご参加いただきました。 (文:関西支部理事 村中 修)
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学会NEWS No.71より 平成28年度日本写真芸術学会年次大会が、6月4日(土)に東京工芸大学芸術情報館で開催されました。午前10時より通常総会、午前11時より学会創立25周年記念講演、午後1時より研究発表会、午後5時45分より学会賞授与式、午後6時20分より懇親会が開催されました。 (文:実行委員長 田中仁、写真:土居原翔司) |
第3回関西写真研究会報告 当学会では学会の活動の啓蒙と研究活動の活性化のために「関西シンポジウム」を連続して開催していますが、より充実した内容への足固めとして「研究会」を開いております。本会はその三回目で、『日本からみた韓国の写真史といま』と題し、10月10日(土)の午後に大阪市内で開催し、31人の参加者がありました。ちょうど今年は日韓国交正常化50周年を迎え、写真分野における日韓の交流は以前にも増して活発に行われています。また、犬伏雅一理事が監訳した『韓国写真史』(青弓社)が今年刊行されたことは、韓国写真史を日本語で読むことができるばかりか、日韓の歴史を顧みると、同書は日本の写真史の空白を埋める貴重な文献となる可能性があります。そこで、韓国の写真をキーワードにして、関西在住の各理事とともに表題の研究会を企画しました。 内藤 明会長による開会の挨拶のあと、一人目の発表は犬伏理事の『日韓写真史の交差』で、そもそも写真史というものが一国主義で成立するかという提議のもとに、韓国写真史を日本でどう捉えるべきか、さらに今後の日・韓の写真を研究するにあたっての課題について言及がありました。二人目の発表は、大阪府出身の写真家でアーティストの金 仁淑 氏の『韓国のアーティスト・イン・レジデンス ─私の体験などから』と題した報告で、韓国の写真文化、特に韓国におけるアーティスト・イン・レジデンスの系譜についての発表でした。1970年代に発祥したオルタナティブ・スペース(非営利の制作・発表の場)が、やがて企業が運営するものへと移行し、国立の美術館が運営するものへと発展したことは日本と比較して羨ましい環境であると感じられます。また自身の経験から、その選考基準や運営方法、社会的評価などの利点と問題点などが紹介され、興味深い発表となりました。三人目は、李 受津 氏(大阪芸術大学大学院芸術研究科修士課程2年)による『韓国現代写真の今 ─若い作家とその傾向』と題する発表でした。韓国の20代から30代の若い写真家たちがSNSなどから大きな影響を受けていること、その上の30代から40代の写真家たちは社会性を意識しつつ、写真の可能性を追求する傾向にあるという分析が発表されました。さらに、作家を取り巻く環境に触れ、韓国社会では「才能寄付」という言葉が流布しているが、一部で若い才能が搾取されることも危惧されるという指摘もありました。本会は研究会であるために座談会を設けませんでしたが、各々の興味深い発表内容に参加者は熱心に耳を傾け、多くの質問が出て、充実した研究会になりました。今後もこのような研究会が継続して開かれ、各理事ならびに会員の協力を得て「シンポジウム」の開催へと発展することを期待したいと思います。 末筆ながら、本会の会場を提供を頂いたビジュアルアーツ専門学校大阪に御礼を申し上げるとともに、会場案内の設置から記録に至るまでを協力をいただいた村中 修理事に感謝致します。 (文:吉川 直哉/写真:村中 修) |
平成27年度第24巻・第2号学会誌の休止について 本年12月中旬に発行を予定しておりました学会誌〈平成27年度−第24巻・第2号−〉につきましては、申し込み期日である9月末日の時点で、投稿数は1件のみでした。 |
学会NEWS No.69より 平成27年度日本写真芸術学会年次大会が、6月13日(土)に東京工芸大学芸術情報館で開催されました。午後1時より通常総会、午後2時より研究発表会、午後5時15分より学会賞授与式、午後5時30分より懇親会が開催されました。 |
学会NEWS No.68より 日時:2014 年12 月23 日(火祝)14:00 〜16:00 ご子息の安井仲雄さんをお迎えして、家族からみた安井仲治と作品についてお話いただきます。 司会:田中仁(京都造形芸術大学) |
第16回関西シンポジウム中止の経過報告 10月13日(月祝)に大阪梅田(京都造形芸術大学サテライトキャンパス)で開催予定でした第16回関西シンポジウム「関西における写真の現在」は台風のため中止いたしました。 (文:田中仁) |
学会NEWS No. 67より 1.論文口述「明治時代のヌード写真」 ゆうもあくらぶ 石黒 敬章 2.論文口述「金丸重嶺写真壁画に関する一考察 ─ニューヨーク万国博覧会と撃ちてし止まむ─」 日本大学芸術学部研究員 鳥海 早喜 3.論文口述「日本写真展覧会の史的研究 ─特に戦争直後の10年間を中心として(1946〜1955)」 日本大学大学院芸術学研究科 侯 鵬暉 4.論文口述「芸術写真の〈地方〉における展開 ─金沢写友会の活動をめぐって─」 神戸大学大学院人間発達環境学研究科 若山 満大 5.論文口述「写真家・村井 修の視線と構成」東京工芸大学写大ギャラリー 堀田 文 (文:佐藤 英裕、写真:辻本 健馬) |
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